院長コラム

2ヵ月からの初めての予防接種

初めての予防接種には、子どもで最も重症な髄膜炎を予防するヒブワクチン、肺炎や髄膜炎を予防する肺炎球菌ワクチン、肝炎予防のB型肝炎ワクチン、そして嘔吐下痢を予防するロタワクチンの4つがあります。

ワクチンを早く始める理由は?

ヒブや肺炎球菌、ロタによる病気は生まれてすぐから罹りやすく、また重症化しやすいためです。このため、できるだけ早くからの接種が必要になります。

ワクチンの効果も高く、ヒブやB型肝炎、ロタによる病気はワクチンで完全に予防できます。また、肺炎球菌ワクチンにより肺炎は90%以上も減りました。

予防接種が小児科での初めての健診です

1 ヵ月健診は産科で行われているため、2ヵ月の予防接種が小児科での初めての健診になります。

小児科では育児相談や発達状況のチェックをしています。

当院では股関節脱臼のエコーによる検査も行っています。

安心できる予防接種

コロナなどの感染を心配されるお母さんも多いと思います。

当院では予防接種の専用時間を設けて、予防接種の専任の小児科医が担当しています。

※ 本コラムの掲載内容は当時の小児医療から記載しているものです。現状と異なる場合もございますので、ご了承ください。