院長コラム

小児コロナワクチンの接種の勧め

子どものコロナ感染が原因となる家族内感染が増えています。

子どものワクチン接種が進まない限りコロナの流行は止まりません。

ワクチンの効果は?

子どもでの感染予防効果は55%、重症化予防効果も65%あります。

インフルエンザワクチンよりも有効です。

副反応が心配?

mRNAワクチンの遺伝子DNAへの影響が心配されているようです。

実はコロナウイルスは大きなmRNAでできています。コロナに感染すると体内で増殖して大量のmRNAが作られ、ウイルスとなって周囲に感染します。

しかし、ワクチンのmRNAはすぐに壊れてしまってDNAに影響したり、感染したりすることはありません。

ワクチンの副反応?紛れ込み?

ワクチン接種後の死亡記事も見かけます。

日本では毎年140万人が死亡しています。

このため、ワクチン接種直後に別の原因で亡くなる方もでます。

どんなに安全なワクチンでも関係のない紛れ込み事故を副反応とされてしまうことがあります。

子どものコロナワクチンは、成人と比べて発熱も少なく安全です。

小児ワクチンの勧め

子どもへのワクチン接種が少ないことが問題となっています。

子どもへのワクチン接種が進まない限りコロナの流行は続きます。

子どもさんへの積極的なワクチン接種をお願いします。

※ 本コラムの掲載内容は当時の小児医療から記載しているものです。現状と異なる場合もございますので、ご了承ください。