院長コラム

出産育児準備情報!病児保育

アレルギー病児保育

病児保育をご存知ですか?

 病児デイケア、通称病児保育は、病気のお子さんをおあずかりする制度です。福岡市では24年前からこの制度が始まり、現在は年間3万人もの子どもたちをおあずかりしています。子ども3人に1人以上の保育士がつく手厚い体制です。各施設とも利用希望の方全員を受け入れるよう努力しています。

病児保育施設は?

 福岡市には小児科クリニックに併設された21の認可施設があります。福岡市内の方はどの施設でも利用できます。所在地や連絡先は福岡市のホームページに掲載されています。糟屋郡など市外の方も当院では受け入れていますが、各施設に問い合わせてください。

どんなお子さんが対象?年齢は?

0歳(6ヵ月ころ)から小学校6年生までとなっています。

病気の種類は?

急な発熱だけでなく、感染性の病気、例えば水痘、おたふくかぜ、嘔吐下痢症、インフルエンザなどのお子さんも隔離室でおあずかりしています。

重症のときは?

病児保育は入院ではないため重症(ぐったりしているなど)のお子さんをおあずかりすることはできません。また、途中で症状が悪くなったときはお迎えをお願いすることもあります。

利用方法は?

料金

福岡市内の方は1日2,000円です。負担軽減の制度もあるので詳しくはお問い合わせください。市外の方の料金は各施設に問い合わせてください。当院は市内と同額の2,000円です。

予約方法

必ず予約が必要です。予約方法は施設により違うため問い合わせてください。

利用時間

平日は8時30分から17時30分(当院では8時から18時)となっています。

利用手続

初めて利用するときには「利用登録書」、利用ごとに「利用申込書」の提出が必要です。「利用登録書」や「利用申込書」は事前に各施設でもらっておきましょう。当院ではホームページから必要書類をダウンロードできます。

診察

利用には小児科医の診察が必要です。重症と診断された場合はおあずかりできないこともあります。

昼食

昼食やおやつを有料(300円~500円)で提供している施設もあります。アレルギーがあるお子さんは、お弁当を持参させてください。

当院の病児保育予約方法

 前日の午後7時30分からスマホなどでネット予約ができます。ただ、ネット予約の場合は予約のキャンセルはできません。当日の朝7時45分からは電話での予約も受け付けています。病児保育の利用が確定できない方は、当日の電話予約をご利用ください。

※ 本コラムの掲載内容は当時の小児医療から記載しているものです。現状と異なる場合もございますので、ご了承ください。