夜間に耳が痛くなったときには…
夜間に救急病院を受診する必要はありません。
痛みを抑えるために、解熱剤のアセトアミノフェン(アンヒバ座薬など)やイブプロフェン(ユニプロン座薬など)を使用してください。
アセトアミノフェンでは解熱剤としての使用量の1.5倍ほど(体重10kgでは150mg,体重15kgでは200mg)を使用してください。イブプロフェンでは体重10㎏で50mg,体重15kgでは75mgほどを使用します。
痛みは30分ほどで治まります。
耳だれ(耳漏)が出てきたときは,ガーゼなどでふき取ってください。翌日,かかりつけ医を受診してください。夜間にあわてて抗生剤を飲ませたり、鼓膜切開をおこなったりする必要はありません。
※ 本コラムの掲載内容は当時の小児医療から記載しているものです。現状と異なる場合もございますので、ご了承ください。